27歳で大館市長になった石田健佑さんが話題です!
今回は石田健佑さんの経歴をお届けします。
石田さんの人生、27歳にしてかなり波乱万丈です!
<この記事でわかること>
●石田健佑のプロフィール
●石田健佑の経歴(就職、起業、政治家)
ぜひ、お読みください!
石田健佑のプロフィール
石田健佑さんのプロフィールです。
- 氏名:石田健佑(いしだけんすけ)
- 生年月日:1997年6月23日
- 年齢:27歳
- 出身:秋田県大館市
- 成育地:青森県青森市
石田健佑の経歴:①東京メトロ
2016年石田健佑さんは、高校卒業後、東京地下鉄株式会社(東京メトロ)に就職しました。
東京メトロ
- 名称:東京地下鉄株式会社
- 設立:2004年
- 本社住所:東京都台東区東上野3丁目19−6
配属先は電気部
石田健佑さんは、電気部に所属され、信号・通信管理業務にあたっていました。
2年弱で退職
石田健佑さんは、2年弱で東京メトロを退職しています。
その理由をこう語っています。
石田健佑
人生安泰と思いきや、仕事と自分のビジョンが一致せず退職。
そして、父親に東京メトロを辞めることを告げると「出ていけ」と言われたのだそう!
それ以降、父親とは疎遠だそうです。
大変…!
石田健佑の経歴②:DMM
2017年頃に石田健佑さんはDMMアカデミーに転職します。
DMMアカデミーとは
DMMアカデミーは、DMM.com創業者である亀山敬司により設立された法人です。
<DMMアカデミー>
●若手人材育成のための社団法人
●授業料はなく、給料月額30万円を得ながら学ぶことができる
●住居も提供される
●2年間で実務研修、プログラミング研修、マネジメント研修などを受ける
●法人自体は、2018年に解散
2期生で経営企画室に所属
石田さんはDMMアカデミーの2期生でした。
DMM.comで経営企画室に所属し、新規事業の調査、損益調査などの業務に従事しました。
石田さんは、ここでITやマーケティングの知識を身に着けていったのだと思われます。
石田健佑の経歴③:LaTierを起業
2018年、石田健佑さんは20歳で起業します。
株式会社LaTier
石田さんが最初に起業した会社は「株式会社LaTier」です。
- 会社名:株式会社LaTier
- 住所:渋谷
- 事業内容:SNSマーケティング、Web制作
起業は失敗
しかし、経営がうまくいかず1度目の起業は失敗に終わりました。
この失敗を機に、石田さんは大館市に戻り、大学受験に挑戦。
慶応義塾大学に合格しますが、入学金が支払えず進学できませんでした。
詳しくは、こちらです▼
石田健佑の経歴④:株式会社TOMUSHI
石田健佑さんは、双子の弟と共にカブトムシの会社を起業しています。
TOMUSHIを起業
2018年、幼少期に好きだったカブトムシに再び夢中になりました。
そして、双子の弟の陽佑さんと共にカブトムシがビジネスにならないかを考えました。
2019年に祖父母から400万の資金を得、カブトムシを生産・販売する企業「リセット&マラソン」を設立しました。
飼育は上手くいきませんでしたが、ゴミをカブトムシの餌にする共同研究などで持ち直し、昆虫ECサイトも運営することになりました。
この会社は、2022年に「株式会社TOMUSHI」という名称に社名変更されています。
お金を出したおじいちゃん達、喜んだだろうね!
株式会社TOMUSHIとは
石田健佑さんが起業した、株式会社TOMUSHIとはどんな会社なのかをご紹介します。
- 会社名:株式会社TOMUSHI
- 代表取締役CEO:石田陽佑
- 資本金:450万円
- 住所:秋田県大館市鉄砲場81-3
TOMUSHIの事業内容
株式会社TOMUSHIの事業内容はこちらです。
- 有機廃棄物を活用した昆虫生産
→きのこ農家との連携 - 研究
→昆虫自動生産システム、特殊なカブトムシの種の研究保管など - イベント開催
→昆虫とのふれあいイベントの開催 - カブトムシの販売
→ECサイトの運営、ふるさと納税の大館市の返礼品 - 昆虫専門情報サイト「ムシペディア」の運営
TOMUSHIは、虫と共存・共栄したいということで名付けられたそうです。
TOMUSHIの年商
TOMUSHIは4年目に年商1億を超えました。
TOMUSHIの中心的な事業は、カブトムシによる有機系廃棄物の削減です。
例えばきのこ栽培では、きのこ1㎏の出荷のために3㎏の廃棄物が出ます。
TOMUSHIでは、きのこ農家に小さな設備を設置してもらい、そこにカブトムシを入れエサとして食べさせています。
カブトムシの糞と増えた個体はTOMUSHIが買い取り、販売。
カブトムシを利用すると廃棄物が7割削減できるということです。
現在は全国で30か所以上で事業をおこなっていて、年間の売り上げが1億円ほどで、そのうち利益が8割以上なんだそう!
Win-Win過ぎるビジネスモデル~!
【動画】令和の虎に出演
石田健佑さんは弟の陽佑さんと共に、「令和の虎」のフランチャイズバージョンに出演しています。
虎の皆さんも「こんな事業聞いたことない」と興味津々でしたね。
陽佑さんだけですが、「MAKE MONEY SURVIVE」 にも出演しています。
こちらでは、ホリエモンさんが「見学に行きたい」と好感触でした。
虫が好きなら、たまらないよね~。
TOMUSHI代表取締役 退任
石田健佑さんは、2024年2月29日にTOMUSHIの代表取締役を退任しています。
また、保有していた全ての株式を弟の陽佑さんに売却しています。
その理由は、自身が政治に専念したいことと、更にTOMUSHIを成長させたいからでした。
石田さんはX(旧Twitter)でこう語っています。
石田健佑
●2024年2月29日をもって株式会社TOMUSHIの代表取締役を辞任
●保有していた全株式を石田陽佑の管理会社に売却
●株主として残ると実質的な支配者とはり経営の自由度が下がる
●TOMUSHIはさらなる成長の計画があり、お互いの成長のために株も手放すべきと考えた
●政治と民間という関係を完全に断ち切った経営をすべきと判断した
●TOMUSHIが県北発の上場企業になることを祈る
自身で起業し、大きく成長した会社と離れるのは葛藤もあったかと思います。
それでも、石田さんは大館市とTOMUSHIの発展の為に決断されたのですね!
石田健佑の経歴⑤:政治家
TOMUSHIで成功した石田健佑さんですが、「政治から大館を変える」と政治家を志します。
政治家を志した理由
石田健佑さんは、自身が政治家を志した理由は「悔しさ」だったと語っています。
石田健佑
●東京で起業を失敗した時に「失敗したやつが大館みたいな田舎に帰る」と言われた。
●大館で起業した後に双子の弟が「もっと成長するために大館から出るべきではないか」と言った。
●これらのことを言われた時、本当に悔しかった。
●漠然と政治を変えなければならないと感じた。
石田さんは、東京で起業に失敗した時に青森の実家ではなく、大館の祖父母の元に戻りました。
石田さんの弟も中学2年で家出し、大館の祖父母の元に行きました。
自身を助けてくれた大館を変えたいと思い、石田さんは政治家を志したんですね。
2023年 大館市議
2023年、石田健佑さんは25歳で大館市議選に挑戦しました。
石田さんは、4215票を獲得しトップ当選!
2024年 大館市長
2024年、石田健佑さんは大館市長選に出馬し、見事当選しました。
前の市長の辞職に伴う秋田県大館市の市長選挙は無所属の新人で元大館市議会議員の石田健佑氏が初めての当選を果たしました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20240901/6010022243.html
石田健佑さんは27歳です。
現役市長の中で全国で最年少ということで話題になりました。
石田健佑の経歴のまとめ!
石田健佑さんのプロフィールです。
- 氏名:石田健佑(いしだけんすけ)
- 生年月日:1997年6月23日
- 年齢:27歳
石田健佑さんの経歴です。
- 2016年:東京メトロに就職
- 2017年:DMMアカデミーに転職
- 2018年:株式会社LaTierを起業するも失敗し、大館に戻る
- 2019年:カブトムシ生産の会社を起業
- 2022年:会社名を「TOMUSHI」に変更
- 2023年:大館市議選に出馬し当選
- 2024年:大館市長選に出馬し当選
石田さんが大館市をどう改革していくのか、楽しみですね!
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