自民党総裁選に出馬した小林鷹之さんが注目されています。
小林さんは「サラリーマンの息子」と言っていますが、実際には父親は商社の子会社・社長の経歴ももっているようです。
今回は、小林鷹之さんの父親についてお届けします。
<この記事でわかること>
●小林鷹之の父親のプロフィール
●小林鷹之の父親の経歴
●小林鷹之の父親の商社は?
●小林鷹之と父親のエピソード5選
ぜひ、お読みください!
小林鷹之の父親のプロフィール
小林鷹之さんの父親は、小林泰芳(やすよし)さんです。
プロフィール
小林鷹之さんの父親のプロフィールです。
- 氏名:小林泰芳(こばやしやすよし)
- 生年月日:1942年2月1日
- 死去:2015年3月28日
- 出身地:香川県三豊(みとよ)市
小林鷹之さんの父親は、73歳で亡くなっています。
小林鷹之の父親の学歴
小林鷹之さんの父親・泰芳さんの最終学歴は、香川県立高瀬高校卒です。
- 学校名:香川県立高瀬高校
- 設立:1948年
- 住所:香川県三豊市高瀬町下勝間2093
香川県三豊市は、香川県の西に位置します。
北は瀬戸内海、南は徳島県に面し、海・山・田園のある自然豊かな地域です。
三豊は果物の産地としても有名です。
高瀬高校はその真ん中あたりにあります。
泰芳さんも子供の頃は、海で泳いだり、山に登ったりして、自然の中で育ったのではないでしょうか。
小林鷹之の父親の経歴:商社勤務~再就職まで
小林鷹之さんの父親の経歴をご紹介します。
経歴①:大倉商事に入社
小林鷹之さんの父・泰芳さんは、高校卒業後の1960年頃に大倉商事に入社しました。
大倉商事は、ホテルオークラを創設した大倉財閥の流れをくむ総合商社です。
<大倉商事>
●日本の十五大派閥の1つ「大倉財閥」の商事部門
●大倉商事→大倉産業→内外通商→大倉商事と名称変更してきた
泰芳さんは、1980年代にインドネシアに駐在するなど着実にキャリアを積みました。
経歴②:グループ会社の社長に就任
小林鷹之さんの父親・泰芳さんは、1994年に大倉商事のグループ会社「カナダ大倉」の社長に就任します。
すごい!
カナダ大倉に関する情報は見つけることができませんでしたが、おそらく大倉商事のカナダの子会社ということですよね。
高校卒業で総合商社のグループ会社の社長になるなんて、泰芳さんの優秀さが分かりますね。
経歴③:大倉商事の倒産
大倉商事は、バブル崩壊(1991年頃)から経営不振に陥っていました。
大倉財閥のグループ企業も数が少なくなっており、大倉商事を援助することは難しかったようです。
1998年6月に大倉財閥の創始者・大倉喜八郎の曾孫が社長に就任しましたが、その甲斐なく8月に自己破産しました。
グループ会社であったカナダ大倉も当然、倒産ということですね。
経歴④:建材メーカー「ノダ」に再就職
2000年、小林鷹之さんの父・泰芳さんは、58歳でに老舗建材メーカーの株式会社ノダに入社しています。
<株式会社ノダ>
創業:1902年
事業内容:建材製品の製造、輸入、加工、販売
住所:東京都台東区浅草橋5丁目13−6
泰芳さんは、ノダに再就職していきなり貿易事業部長を任されたのだとか!
商社時代の経験を買われたんだろうね!
小林泰芳さんのノダでの経歴はこちらです▼
- 2000年:貿易事業部長
- 2002年:取締役
- 2008年:常任監査役
- 2012年:退職
再就職後も、着実にキャリアを積んでいったことがわかりますね。
泰芳さんは、2012年に70歳で退職されました。
2015年に亡くなりますが、亡くなる3年前まで働いていたんですね。
商社でバリバリ働いて、会社倒産後もしっかり再起した小林鷹之さんのお父さん、本当にすごい方だと思います。
小林鷹之と父親の泣けるエピソード5選
小林鷹之さんと父親・泰芳さんの心温まるエピソードをご紹介します。
①祖父は戦中に死亡
小林鷹之さんの祖父(父の父)は、戦中に中国で戦病死されています。
それは、泰芳さんが赤ん坊の頃だったそうです。
苦労されたんだろうね…
小林鷹之さんは、8月15日には靖国神社を参拝しています。
X(旧Twitter)にはこんな投稿をしています。
小林鷹之
毎夏、父が靖国神社に参拝する姿を子供の頃から見てきました。
父親の泰芳さん、毎年参拝されていてそれが鷹之さんにも受け継がれたんですね。
②大学時代に父の会社が倒産
前述のように父・泰芳さんは、小林鷹之さんが東大に入学した頃にカナダ大倉の社長になっています。
そして、小林鷹之さんが東大の4年生であった頃に会社は倒産しました。
大学生であった鷹之さんにとってこれは大きな出来事だったでしょうね。
鷹之さんは、経済政策に定評がありますが、親の会社が倒産するという経験も大きく影響しているのではないでしょうか。
③リンカーンメモリアルが好きだった
2023年の小林鷹之さんはX(旧Twitter)に、こう投稿しています。
小林鷹之
朝6時台にリンカーンメモリアルまでジョギング。
他界した父が好きだった場所。
<リンカーンメモリアル>
日本名:リンカーン記念堂
住所:2 Lincoln Memorial Cir NW, Washington, DC 20002 アメリカ合衆国
小林鷹之さんは、大蔵省入省後の2001年にケネディ行政大学院に留学しています。
また、2007年から2010年まではアメリカ大使館に出向していました。
おそらく、お父さんはその時にアメリカを訪れたのだと思われます。
アメリカでも活躍する息子を誇らしく思っていたことでしょう。
④父親の部下が選挙を応援
2020年、父親が亡くなって5年たって小林さんは駅で、こう声をかけられました。
最初の選挙の時に、あなたのお父さんの部下だった人に応援を頼まれた。
頑張って!
これは嬉しいだろうな…
小林鷹之さんは、この出来事に「改めて親が作ってくれた縁に感謝した朝でした」と投稿しています。
⑤亡くなる直前もミルキークイーンなら食べられた
小林鷹之さんの父親・泰芳さんは、亡くなる直前はほとんど食べ物を飲みこめない状況だったそうです。
そんな中でも、八千代市の農家の方が作る「ミルキークイーン」だけは食べられたとか。
<ミルキークイーン>
コシヒカリを基に改良された低アミロース品種
もちもちしていて、冷めても美味しい
ほとんど何も食べられないという状況で、「これは食べられる」というものがあるのは本当に救いになりますよね。
この農家の方もその話をよく憶えてくれているそうです。
本当に涙が出る…
小林鷹之の父親のプロフィールと経歴(商社勤務)のまとめ
小林鷹之さんの父親のプロフィールです。
- 氏名:小林泰芳(こばやしやすよし)
- 生年月日:1942年2月1日
- 死去:2015年3月28日
- 出身地:香川県三豊市
- 学歴:公立高校卒
小林鷹之さんの父親が入社したのは、総合商社の大倉商事です。
小林鷹之さんの父・泰芳さんの経歴です。
- 1960年:大倉商事入社
- 1980年代:インドネシア駐在
- 1994年:グループ会社・カナダ大倉の社長に就任
- 1998年:大倉商事倒産
- 2000年:ノダに再就職し貿易事業部長に就任
- 2002年:ノダの取締役に就任
- 2008年:ノダの常任監査役に就任
- 2012年:退職
小林鷹之さんのお父さん、きっと政治家としての息子の活躍を天国で応援してくださっていますね。
小林さんの娘さんに関してはこちらをお読みください▼
小林鷹之さんの妻は、東大出身の弁護士です。
詳しくは、こちらをお読みください▼
自民党で小林鷹之さんと同じハーバードのケネディ大学院を出ているのは、この方です。